常務のひとり言(第19回)

先日12月5日に平成27年度青年部合同研修会が開催されました。
岡山県トラック協会青年部と岡山県物流青年会から約30名、来賓講師を含め総勢40名での研修会となり非常に盛大でした。第1部では中国運輸局岡山運輸支局主席運輸企画専門官 宮原勇作氏が「最近のトラック業界の現状と課題」というテーマでお話しをされました。なかなか興味深い内容で、私達の業界は従業員数10名以下の企業が約50%。車両数についても10両以下の企業が約55%と脆弱な業界体質となっており、さらには平成19年頃を境に事業活動でも赤字傾向が深刻化しており苦しい状況が続いている業界です。第2部は衆議院議員 山下幸貴司氏が「トラック運送業界を取り巻く諸情勢」というテーマで、業界を取り巻く税の制度について、補助金や助成金制度について、トラック関係の主な予算についてなどをお話しされました。現在トラック業界は元より他業界でも人材不足が深刻な問題になっており、今後我々トラック業界が生産性向上・労働条件改善をどの様に進めていけばよいか、今後どういった法の整備がなされていくか等が非常に具体的で参考になりました。両テーマ共に我々を取り巻く環境は非常に厳しいものがあり少々ネガティブになりそうですが、青年部は横の繋がりをもっともっと強いものにしていき力を合わせる事で打破していけると信じています。今後もこの様な研修会に積極的に参加し前進して参りたいと思います。

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